7月29日(土)に「八ヶ岳ホースショー in こぶちさわ」が開催されました。
会場まで足を運んだ皆さん、ショーは楽しんでいただけましたか?
「あの天気の中、開催したの?中止だと思って帰ったよ」
「楽しむよりも、寒かった」
などなど、数多くの意見を耳にしています。
そう、今年は近年まれに見る「大雨」の中での開催
しかも18時からのオープニングセレモニーを狙ったかのごとく、雨あしは強くなりました。そんな大雨の中でも、観に来てくれている方がいる以上、ショーは中止にはなりません。それでも出口に向かっていく方を私は馬上から見ながら「この雨じゃあ帰るよな・・・」と少し気落ちしていました。
しかし、オープニングセレモニーで観覧席正面に立った私はとても驚きました。レインコートを着て、傘をさして、このショーを心待ちにしているお客さまたちが目の前に大勢いたのです。私の友人も応援にかけつけてくれ、当然その姿も視界に入りました。(馬上から見た心配そうに私を見つめる友人の姿を、この先一生忘れることはないでしょう!)
その後20頭の馬たちが音楽に合わせて隊列を描く「ミュージックライディング」に出演しました。雨は少し小降りになりましたが、馬場のコンディションが悪い中、人馬共に良い演技をできたと思っています。雨がスポットライトに照らされ輝き、同時に霧が立ち上り、自然による幻想的な演出が加わり、観覧者から後日「それは素晴らしいものだった!」と聞いています。
20頭の人馬、来年は間違いなく違うメンバーでの出演になりますが、これから先も観客を楽しませてくれることでしょう!近隣の乗馬施設から集まった共演者たちに支えられて、私はこの日を迎えることが出来ました。
また、無事すべての演目を終えることが出来たのは、出演者のみならず、馬付(出演人馬のサポーター)、衣装係、照明係、など数多くの方たちに支えられての成果だと思います。この場を借りて感謝致します「お世話になりました、どうもありがとうございます」
演目後は恒例の打ち上げ花火です。牧場に帰り、雨の中屋根のあるつなぎ場から皆で花火を見上げました。
さあ、ホースショーが終わり、小淵沢の乗馬施設は一番忙しい季節を迎えました。
頑張った馬たちにもぜひ会いに来てくださいね
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